偽1万円使用(3月27日)
偽札で商品を購入したとして、警視庁などの合同捜査本部は偽造通貨行使の疑いで、
東京都北区滝野川、無職(24)と、板橋区内の19歳の無職少年2人を再逮捕しました。
警視庁捜査2課は容疑者らが今年1月上旬から2月下旬にかけ、東京や神奈川など1都6県で、
偽1万円札計151枚を使った疑いがあるとみて調べており、11枚は2月に東京ディズニーランド
(千葉県浦安市)で使っていたとのことです。
同課の調べでは、偽札は両面コピーで印刷されていた。容疑者の自宅からは裁断前の偽札が
押収され、同課は3人以外に製造にかかわった人物がいるとみて調べています。
最近、コピー機の発達により、偽札事件がよく発生します。多くのパターンは偽札に気付いた店員に
怪しまれて追跡されて逮捕されたり、店員等の通報により捜査が入り、関係者が逮捕され、
偽造用の機器が見つかることもあります。
いずれにしても、偽札を製造したり、これを使用することは、非常に悪質な罪を犯したと見なされ、
懲役3年以上という非常に厳しい刑に処せられます。
1~2年前に、偽札グループの準主犯格が、懲役3年(求刑4年6月)の実刑に処せられていますが、
例外を除いて、初犯でもほとんどが実刑(刑務所行き)になるでしょう。