労働基準法について

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質問

 
Q.軽微な労基法違反(36協定違反)で労基署から告発を受けました。私自身は同年秋頃までに、合計3度に渡り事情聴取を受け、大量の帳票類が証拠として保全されました。昨年末以来、労基署警察員から一切、音信不通状態が続き現在に至っております。結局、罪状が軽微であった理由等で、書類送検されることなく本件は不問に伏され終了したと理解していいのでしょうか。かれこれ一年以上が経過し、捜査を担当した警察員に今後のプロセスを尋ねても、無論、一切、教えてくれません。
 
A.ご存知のこととは思いますが、労基署から送検される事件は、多くはありません。純粋な長時間労働であれば、程度によりますが、どちらかといえば軽微な部類かとは思われます。
ただし、昨年末が最後の調査ということになりますと、まだ事件としては終わっていない可能性は高いと思われます。証拠を保全されたとなりますと、労基署にはそれなりに重要視されているものと思われます。もし原本を提出しているのであれば、返還を求めてみてはいかがでしょうか。

執筆者

ヴィクトワール法律事務所

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