名誉毀損について|刑事事件に関するQ&A

名誉毀損について

質問

 
Q . 私は自己のブログに、他人の住所氏名写真等を個人が特定できる形で投稿してしまいました。現在、相手方および相手方代理人弁護士から刑事及び民事での法的手続きを進めていると連絡が来ております。しかし、話し合い如何によってはそれに至らない段階での解決もありうるとの記載もありました。 私がしてしまった事実は認めたうえで、どのようにすれば逮捕等による身柄の拘束を避けることができるか、相談させて頂きたいと思っております。
 
A. 事実を認めた上で,逮捕等を回避したいとのことですが,やはり相手方と交渉していくことが必要です。相手方に弁護士がついているということであれば,相手方は話合いの用意があると考えてよいでしょう。 話合いの結果,相手方が納得をすれば,刑事事件に発展しないことは十分考えられます。
 
 

質問

 
Q . ツイッター上でアカウントと本名を書きこまれ、その後その人しか知りえないごくプライベートな情報を悪質な言葉で連続して書かれています。該当ツイートを確認したのは14日が最後です。その後は怖くて見られません。どう対処していいのか分かりません。
 
A . 書き込まれた内容次第では、名誉毀損等の問題が生じる可能性があります。
しかし、相手のアカウントについて確認しましたが、現状、ツイートはすべて削除されているように見受けられ、内容については確認できませんでした。
 
 

質問

 
Q . ヤフーにクチコミ投稿である方を中傷してしまいました。名誉毀損になると思います。事件になった場合どのような流れになるのでしょうか?逮捕され示談金をお支払いするのでしょうか?在宅事件というものもあるそうですがこちらはどういう流れななるのでしょうか?
慰謝料をお支払いする場合、あまりにも過大な金額でしたら裁判で決めて頂いた方がいいのでしょうか?
裁判になった相手の方がお支払いする費用はどの位かかるのでしょうか?
こちらがお支払いする金額慰謝料はどの位になるのでしょうか?
 
A . 警察が事件として把握した場合、逮捕するか、逮捕せずに在宅で捜査を行うかを決めます。逮捕されるかは、その事件全体の評価の上に判断されます。
逮捕されるにせよ、在宅にせよ、相手方に対して示談交渉をすることは考えられます。
示談が成立すれば、それは刑事事件における最後の処分において、ひとつの要素として評価されます。
慰謝料の金額について合意が成立しなければ、裁判になる可能性はあるでしょう。
相手が請求する慰謝料は相手次第ですし、裁判になった時に認められる慰謝料も、書き込みの内容、それに至る経緯等も考慮されます。
 
 

質問

 
Q . 私は先日ある方とホテルで卑猥な行為をしてしまいました。
その際、動画や写真を撮られていたらしく。本日、ある友人から私の動画がupされていると連絡ありました。彼はtwitterとラインしか知りません。本人からは謝罪の言葉がありましたが。動画等は既に流出してしまっているらしく、もう私にはどうして良いのかわかりません。
本人に慰謝料請求したいのですが、可能でしょうか。本人の写真なら手元にあります。
 
A . TwitterやLineのアカウントから、本人を特定できる可能性があります。
また、本人と事件との関与を明らにできれば、慰謝料の請求も可能です。
 

執筆者

ヴィクトワール法律事務所

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