詐欺事件の事例
投資勧誘につき詐欺罪として起訴されそうになったが不起訴にした事例
【事案の概要】
某薬の開発にかかる投資の勧誘につき,投資者が警察に被害届を出し,詐欺と疑われて,犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律(通称:振り込め詐欺救済法)により依頼者名義の口座が凍結されました。依頼者は,刑事事件となることを避けること,口座凍結を解除することを希望されて,相談・依頼されました。
【経過・結果】…不起訴処分
当職は,凍結を指示した警察に対し丁寧に本件のビジネスモデルを説明した上,意見書に顧客の方とのメール履歴等を添付して,警察署に提出し,詐欺でないことを理解した警察署は,金融機関に口座凍結解除の指示を出し,無事,口座凍結は解除されました。