代表弁護士・大竹より ご挨拶

代表弁護士・大竹より ご挨拶

ホームページにお越しいただき、ありがとうございます。当事務所は刑事事件について高い専門性とノウハウを有した法律事務所です。依頼者が望まれる結果を勝ち取れるよう最大限の努力し、ご本人やご家族に代わって捜査機関や裁判所に働きかけ、力いっぱい闘って参ります。
以前、ある少年の刑事事件で「息子を更生させたい」と願うご両親からご依頼を受けたことがありました。そのとき私は一つの解決策として「ご両親が大切にされている本を息子さんにプレゼントしたらどうですか?」と申し上げました。するとそのご両親は、大切にしている考え方や共感できる思想が書かれていて、何度も読んだ本をプレゼントされました。
最初はなかなか心を開かずにつっぱねていた少年がその本を読んだことで、徐々に心を開いてくれ、これまでの生き方を変えて学業に専念することを約束してくれました。最初会ったときのふてくされたような態度の少年とは思えないほど明るくはきはきした少年に変わったのです。そして、審判でも両親に迷惑をかけたが今後は両親を大切にすること、社会に役立つ人間に成長することを涙ながらに裁判官に約束したときは、思わずもらい泣きしてしまいました。
これは一例ですが、このように、単に刑事事件を解決するだけではなくて、その当事者や家族も含めた根本的な解決を目指さなければなりません。
「もう二度とやりません」という言葉は誰もが言います。それが単なる言葉ではなく、「本当に心からそう思っている」ということが裁判官に伝わらなければなりません。表面的に言葉だけなのか、本当に心から言っているのか、それは裁判官に伝わります。更生するために、「今後の生活をどうしていくのか」「なぜ再犯の恐れがないと言えるのか」「本当に本人の心が変わって、将来犯罪を二度行わないと判断できるのか」といったことを一つ一つ立証し、それを実現できる具体的計画とこれを実行するのだという強い決意が必要です。そうすれば、通常は実刑と考えられる事件でも、本人の真摯な今後の生き方に対する計画や環境が整備されていると判断されて、執行猶予がつく可能性もあります。
私たちはこのように、刑事事件そのものだけに目をやるのではなく、その人の背後にある生き方の改善をも念頭に、根本的な刑事事件の解決を目指しています。どのような状況の方でも親身に対応いたします

執筆者

ヴィクトワール法律事務所

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